男女の悩み方の違い?
男女の間でよく言われるのが、悩んだ時の対処の仕方の違いです。
カップルや夫婦間で悩み相談をする場合、男女差によるすれちがいが起こりやすく、かえって諍いに発展しやすくなります。
それはなぜかというと、男女の思考回路の違い、単純にいえば脳のしくみが異なっているためです。
男女は体のしくみが違うように、頭のしくみも異なっているのですね。
悩み事がある時、女性は身近な人に打ち明け、悩みを共有しようとします。
ひきかえ、男性は一人で抱え込み、じっと黙って考えて答えを出そうとします。
この場合、女性はかならずしも悩みを解決することが目的ではなく、誰かと共有し、気持ちを分かち合うことを求めていること多いもの。
ですが、男性は気持ちを理解するより、問題を速やかに解決することをよしとします。
このため、女性が男性に悩み相談を持ちかけると、「こっちの気持ちをわかっていない」「なんでも簡単に解決しようとする」などと、逆に気分を害することになってしまいがち。
また、男性にとっては、女性がなぜ長々と周囲に訴えるのか理解できず、鬱陶しく感じられてしまうようです。
女性にとっては、ただ悩んでいる自分を受け止めてもらい、辛い気持ちでいることをわかってもらい、慰めや励ましが欲しいだけ、ということもあります。
そこに、「こうすればいいよ」と無感情に解決策だけ提示されても、納得がいかないのです。
男性の方は、悩みがあると引きこもりがちになるので、女性かららは「何を考えているかわからない」「自分が放っておかれている気がする」という不満が募るもの。
このような男女の違いもあらかじめ知っておくと、未然にトラブルを防げることでしょう。
女性は、できればパートナーに長々と相談するより、他に相談相手を持つのが無難といえそうですね。