人を見抜く方法
私たちは、人を見抜く目を持つことが重要になる場面があります。
結婚相手を選ぶ時などは、その中でも最も大事な場面といえるでしょう。
他にも、友達を作る時もそうですし、何かのグループのメンバーを集める時、また塾や習い事をする時の先生選びなどもそうですね。
さらに、自分が雇用主になった時は、どんな人を雇うか厳しく見極める必要があります。
このように、人生の多くの場面で人を見る目が大切になりますが、ではどうやって人を見抜けばよいのでしょうか?
その1つとして、その人が窮地に陥った時にどのような反応や態度を示すかを見るのも有効です。
なぜなら、ピンチになった時にこそ、その人の真価が発揮されるからです。
マイナスでいえば、おろおろとパニックになる人、キレてしまう人、自分だけ逃げる人、泣く人など、その人の持つ弱さがあらわになってしまいます。
逆に、ピンチの時ほど冷静になり、平常心を持って周囲を安心させ、適切な対処ができる人もいるでしょう。
うまくいっている時にはわからないその人の一面が、ピンチの時には表に現れてきます。
それは、その人の育ちからくるものもあるでしょう。
また、その人自身が経験を積んでくる中で身につけてきたものもあるでしょう。
普段は見せない一面が垣間見える時、その人の本質を見抜くことができます。
これをふまえて、大事な場面ではしっかりと相手を見抜き、将来にわたる信頼関係を築いていくヒントにするとよいのではないでしょうか。